ミリオンレンジ!

我らが愛するオレンジレンジが初日でミリオン突破とぼこと。

リスペクト。







んで、なんかうさんくさいレビューがあったので。つっこみます。【】内がツッコミ。





今一番勢いに乗っているバンド、といえばORANGE RANGE! 

【マチガイナイ!】

と断言してしまってほぼ間違い無いと思われる04年の秋〓冬だが、その世論に完璧なまでのダメ押しを加える傑作。曲のバラエティとか、歳に似合わないリスナーとしての成熟度とか、その編集感覚とか、6人が一体となった攻撃力とか、まあ評価ポイントには事欠かない一枚なのだが、何より60分間を一気に聴かせてしまう“乗せ上手”なところを考えるに、

【そうなのか!?是非聴かなくては!!】

彼らの最大の武器はやはり若さ、活きの良さ、コレに尽きるのではないだろうか。沖縄の大自然

【コザが!?】

の中で自由気ままに海で泳ぎ、野原で駆け回る。

【うちなんちゅは泳がないのはもはや定説・・・】

そんな生命力に溢れた少年時代を過ごしてきた人間が物心ついて楽器を手にした時、

【高校入ってバンド始めたのに・・・三線少年と混同の様子】

そこにオープンな気質を持ったアメリカ兵が集うクラブで、誰もが自由に演奏できる(しかし楽しくなければウケない)環境があったとしたら、

【あー、そんな環境沖縄にあったけなー?】

これはどこまでも生き生きした明るい音楽が出来あがって当然!

【そういう環境があったらねー】

「若者が若者というだけで元気な時代は終わった」という意見も聞かれる昨今だが、いやいや、全然終わっていない連中だってしっかり存在していることに嬉しくなる一作。(小池清彦)



メディアの表現力の素晴らしさには脱帽です。